「キャー! なにこれ全員死んでる!」矢島が部屋に踏み込んだとたん叫ぶ。
部屋にはマシンガンで撃たれ絶命した死体の山。いったい何があっというのか!?
「せめて、この人たちに真実を……」しかし死者たちは、自分たちに起こったことを、生者たちに伝えるすべを持たなかった。
慌てふためく矢島たちの背後でノックの音が……。
恐る恐る扉を開けると、そこには!
「ガオー!!」
ライオンだ! なんと都市センターホテルにライオンが現れた! どうしてこんなオフィス街にライオンが! 疑問に思う間もなく、矢島たちはあっけなくライオンに食い殺され、さらには死人と化した千石たちにも再び鋭い爪で襲いかかる!
全ての死を満足気に見届けると、ライオンは悠然と去っていった。
〈バッドエンド〉 皆さんは死んでしまいました。死人の証である白い三角を着け、死人として物語の成り行きを見守ります。
千石チームに引き続き、矢島チームもライオンの餌食になり死んでしまった。
しかも千石チームはマシンガンとライオンの2つの餌食になってしまった。本日二度目の死。
〈2度目のバッドエンド〉つまり三角を追加しなければならない。まさか2つも三角を着けることになるとは。
さて、死者として物語を見守ることになったとはいえ、いったいどうすれば?
お互い死者となったため、会話ができることになった2つのチーム。
とりあえず、矢島たちが拾った「6階の広いところで待つ」というメモに従い、6階吹き抜けに向かうことになる。
◎6階吹き抜けへ移動 (千石について行く者は7階のベランダから見下ろすことになる)
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