部屋に残ったMMK会員/天川が合流

「あ! 皆さん、こんなところに生きている人たちがいますよ」 ぞろぞろと頭に死者の証である白い三角を着けた天川たちが入ってくる。
もともとこの部屋にいたMMK会員たちには、なぜかその姿が見えた。もしかして死期が迫っているからか?
天川含め数名の死者たちは印により語りかけてきた。「わたしたちは、毒ガスで、死にました」
毒ガスまで仕掛けられているとは。
もともとこの部屋ににいたMMK会員は、この部屋にダイナマイトの起爆装置があることを、天川たちに必死で伝えようとする。しかし、死者と生者が会話する方法がない。
そのとき、 『ピッピッピッピ……』と音がする。
触れることで作動してしまうことを知らなかった死者のうちの誰かが起爆装置に触れてしまったのだ。
『ドカ−−ン!』 万事休す。
〈バッドエンド〉 皆さんは死んでしまいました。死人の証である白い三角を着け、死人として物語の成り行きを見守ります。

しかも天川チームは毒ガスで死んだ上に爆発にも遭ってしまった。本日二度目の死。
〈2度目のバッドエンド〉つまり三角を追加しなければならない。まさか2つも三角を着けることになるとは。

爆発により、部屋にいた全てのMMK会員が亡くなった。しかしそのことにより、部屋にいる全員が会話出来るようになった。
「ダイナマイトで粉々になってしまったこの部屋にはもう何もないな。とりあえず移動しましょう」


◎天川と移動