天川/三ノ輪・池上が合流

「あ! 三ノ輪明彦!」天川たちの前に突如三ノ輪と池上が現れた。
「三ノ輪! てめえのせいで俺たちは死んじまったんだ! この野郎!」 しかし、ここにやってきた生者たちには、死者の姿は見えないらしい。天川の言葉が宙に消える。
「か、体が重い……なんという重さ。まるで人を背負っているようだわ。この部屋は妙な怨念で溢れかえっている。池上さん、早くこの部屋を出ましょう」
池上が扉を開けようとするも、鍵がかかっていて開かない。「三ノ輪さん! さっき開いたはずの扉の鍵が閉まっています!」
そのとき、三ノ輪が叫ぶ。「天井が! 降りてきている!」なんとこの部屋は吊り天井だったのだ。このままではここにいる全員が吊り天井の下敷きになって死んでしまう。
扉は開かない! ここから脱出する方法はない!
〈バッドエンド〉 皆さんは死んでしまいました。死人の証である白い三角を着け、死人として物語の成り行きを見守ります。

天川チームも吊り天井の犠牲になった。本日二度目の死を迎えるMMK会員。
〈2度目のバッドエンド〉つまり三角を追加しなければならない。まさか2つも三角を着けることになるとは。

そして何と、3回目の死を迎えるMMK会員。
〈3度目のバッドエンド〉さらに三角を追加しなければならない。3つも三角を着けることができた、ある意味ラッキーなMMK会員たち。

死ぬたびに増えていく三角。死者にそんなルールがあったなんて。

三ノ輪は、何者かにより監禁されていたという。つまり真犯人は別にいるということだ。
「先程からこのホテルの6階吹き抜けになにやら不穏な空気を感じているの。皆さん、とりあえずそこに行ってみましょう」
三ノ輪に導かれるように、吹き抜けへ向かうことになる。


◎6階吹き抜けへ移動