みまてぃたちが去ったあと、愛子の遺体を真剣に観察するMMK会員たちの姿を前に、相馬は反省していた。
この非常事態に自分はなんと小狡いことをしようとしていたのだろう、と。
愛子の遺体を見て見ぬふりをし、どこかへ潜んで事態が過ぎるのを待とうとした。
いま自分と一緒にいるMMK会員たちはこんなにも真実を追い求めようとしているのに。今自分に出来る精一杯のことってなんだろう。やっぱりあれしかない。
相馬は置いてあったビリヤードのキューを手にした。せめてもの愛子への弔いになれば。
そして力いっぱい叫んだ「ビリヤード漫談の時間だ! ブレーイクショーーット!!」
相馬が愛子へ漫談を捧げる中、MMKスタッフの矢島と矢島を守っている精鋭部隊が現れた。
◎矢島と精鋭部隊が合流
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