「月子さん、気をつけてください。この部屋にも何か仕掛けられているかもしれません」
そう心配する千石の声をかき消すように、月子が高笑いを始める。
……月子の様子がおかしい。
「月子さん…?」MMK会員たちが気づいたときには遅かった。
月子は部屋に隠してあったマシンガンをMMK会員たちに向ける。躊躇なくぶっ放されたマシンガンに倒れる千石とMMK会員。逃げる暇などなかった。
「快・感」月子はそう満足気に言うと、「成仏してねー!」と部屋をあとにした。
部屋に生き残っているものは一人もいなかった。
〈バッドエンド〉 皆さんは死んでしまいました。死人の証である白い三角を着け、死人として物語の成り行きを見守ります。
◎ MMKスタッフ矢島が現れる
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