先程まで呪いにより死にかけていた池上は、MMKスタッフ仲間の千石と出会ったことですっかり元気を取り戻し、他のMMK会員たちに様々な危険について知らせに行くことになる。
どこかに呪いのアイテムが仕掛けられていないか捜索しながら進む。
あるひとつの部屋の前で、「……あれ?」 開いているはずの部屋の鍵が閉まっている。
しかしそれは、池上の手にしている呪いの鍵により開く。
「こ、これは!」扉を開けたMMK会員の目に飛び込んできた光景は、何者かによって縛られている三ノ輪明彦の姿だった。
「あ! 池上さん! 皆さんも! お願い。早くこの縄を解いてちょうだい。助けて」
三ノ輪の話によると、何者かに殴られて気絶し、気がついたらこの部屋に監禁されていたというのだ。
つまり、爆弾やマシンガンを盗んだのは三ノ輪ではないということになる。ということは、真犯人はいったい……?
「今回のMMKには私たちの想像もつかない大きな力が働いているようね。とにかくこのままこの部屋に居ては危ないわ。行きましょう」
◎三ノ輪、池上と移動する
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