「体力のあるやつは俺についてこい!」そう言ってパンチと供に移動をはじめたのは、MMK会員の中でも力自慢、体力自慢のメンバーたちだった。推理する頭脳だけでなく、体力にも自信があるとは、まさに文武両道。
階段でようやくMMKの会場となったフロアへ辿り着くと、とりあえず部屋の捜索を開始する。
どこにダイナマイトが仕掛けられているかわからないし、もしかしたらなにか別の罠がある可能性も…… 。
「危ない!皆、伏せろ伏せろー!」 瞬間、壁から銃口が飛び出し、銃弾が乱れ飛ぶ。パンチの掛け声に合わせ弾を必死で避けているうちに、弾切れになったようで連射が止まった。
ダイナマイトだけでなく、ホテル内にこんな仕掛けまでされているのか。
「他にもこういう仕掛けがあるかもしれねえ。MMKスタッフの矢島さん。いるかい? こういった危険があることを他のチームにも教えに行ってもらっていいかな?」
矢島は「わかりました!」と元気よく言うと、数名のMMK会員に一緒に来てくれるよう協力を仰いだ。
◎パンチと部屋に残る
◎矢島と他のチームを探しに行く
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